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ふとそんな事を思っていると、 「リーネル。 この宴は後、5日は行われる。 それが終わったら、本格的にリーネルの力を自在に発揮させられるように訓練しようか」 シュウは静に私に伝えた。 そうだ… 力さえも自在に使えなければ意味がないし、シュウに迷惑をかけてしまうんだ。 「大丈夫。心配しないで。俺が指導するから」 私の心を見透かしたように優しく不安を取り除いてくれる。 「う、うん。お願いします」 そして私達は月の光に照らされながら唇を重ねた。
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