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「ふわぁぁ~………あれぇ?
健さん、どうしたのぉ~?
まだ寝るの~?」
幼女が欠伸をしながら話しかけてきた。
『それどころじゃねぇ!!隣に見も知らずの幼女が居るのに寝れる訳ねぇだろうがっ!!!
そもそも何で幼女が隣で寝てるんだよっ!!…………ってあれ?』
俺は見知らぬ幼女が隣で寝ていた事で、世間から犯罪者と言うレッテルを貼られると思うと気が気じゃないのに、幼女が言った言葉に違和感を感じた。
『………何で俺の名前を知ってるんだ?』
そう。
幼女が口にしたのは紛れもない俺の名前だったのだ。
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