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「売女ならわかるだろう? ただ、なんであんな嘘をつくのかが分からない。
こうして僕に髪を触られるのを我慢してまで、あのブログを書きたい理由がわからないね。
普通なら削除するとか謝罪するとか言う。お前はそうじゃない。ただ、お前が我慢してる顔はたまらない。たまらなく愉快だよ」
自分がこの酷く醜くて気持ち悪さを文字にしたら400字詰原稿用紙一枚なんかじゃとても間に合わない男を楽しませてると思うと、噛み締めた唇から血が滲むのは必然だった。
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