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俺の首から腕を離し、肩を押してきた優作の目尻にキスをする。そこから頬を辿り、顔を背ける優作の口に触れる。
「だせよ」
「…っ、誠司のその無神経なとこ大嫌い!」
「好きなくせに」
「馬鹿死ね!」
顔を赤くさせて照れている優作の口を啄む。
「照れなくてもいいだろ?」
「照れてない!」
「またまたー。よし風呂行くぞ」
「いやほんと、ちょ、誠司、誠司!」
優作の腰を抱いたまま立たせ、ずるずると引きずる。
「も、最低…たまには人の話し聞いてー」
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