飲み屋

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初めてY店に入った時、正直夏なのにとてもヒンヤリしていて鳥肌がたち息苦しく思ったのを今でも覚えてます。 お店は入って右手にBARカウンターのような卓があり、他はお店の壁伝いにソファ席の卓がU字に並んでいて満卓になれば50人程は入れる大きめのお店でした。 初めのうちは仕事に必死で慣れようと鳥肌の事なんてすぐ忘れて仕事をしていたんですが、確か務め始めて一ヶ月程したある日の事。 なんとなーくお店入って右奥のソファの所が気になって気になって…。 誰も居ないのに凄い目について、やたら気になる時があったんですね。 けどお客様も入ってきて見ても居られないから仕事をしていたんですが、ちょうどその席を横目で見える位置に座ったんです。 その時、長い黒髪?なのか暗めの茶髪なのか、お店が薄暗いせいかハッキリしなかったんですが、薄い水色のキャミワンピースを着た女の人が立っていたんです。 下を向いて、手を力なく下げた状態で。 そこで うわー。 だから気になっちゃったんだ。 怖いから気づかないふりしよーっと。 と一瞬で思って、そちらが見えない席に移動したり友達や働いてるお姉さんを盾に←ww 壁を作ったりと見ないように仕事をしていて、気付いたらもう見えなかったんです。
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