1 短な三度寝。

6/7
前へ
/61ページ
次へ
「……はぁ。」 カチカチカチカチ… 時計の秒針が響き渡る カチッ。 時刻は丁度、11時になった。 少年にとっては昼寝の時間らしい。 すやすやと眠り込む少年と寂しげな目で時計を見つめる青年が9階のロビーに2人だけ。 「…寂しいなぁ~。…あ!!」 北島は急に何かを思い出したかのようにバッと柊夜を見た。 「…寝てるよね?!(…今って…チャンス?)」
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加