初めての理解者

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小学生の頃は、たまに見る程度だった『現実には存在しないモノ』を見るペースは早くなっていた。 下校時には毎日見る。 新しくできた、同じ部活の友達にも自分は霊感があるらしい、と告げていた。 もちろん、信じてもらえる筈もなく、中学校3年生の初秋の頃まで季節は流れた。
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