初めての理解者
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高校受験で忙しくなる前に、女の子は私と友達を良い関係へと導いてくれた。 『私は見えるだけ。私には何もしてあげられないの、ゴメンね。向かうべき所へ、在るべき場所へ一日も早く帰れるように祈ってるからね。』 そう心のなかで女の子に言い続けてきた。 その日、私には女の子からの『ありがとう』が聞こえた気がした。 私の方こそ、ありがとう。
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