【肝試し 1 】

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 光が示すプレ‐トには〔特別室〕となっており、その室内は異様な程の散らかりで、布は切り裂かれベットが真っ二つに割れていた。  そして壁一面に何か書かれていた。ゆっくり光を当て愕然とする。         『何……これ!?』   『やだ……』        良く見ると赤黒い血の跡だった。それが壁一面にべっとり付いている。       『ねぇ、やっぱり止めよう』   『う、うん……』       その時だった。  ぞくりと気味悪い寒気が襲う。        来た!!
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