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喉を潤し、目が闇に慣れた頃。
『ねぇ、あそこに階段があるよ!!』
美奈(仮名)が声を上げた。
少し離れた先に山の上に続くであろう階段が螺旋状にあるのが見えた。
悠斗(仮名)が好奇心いっぱいの顔を輝かせる。
『ちょっ、見て来るわ!!』
『俺も!!』
『私も!!』
悠斗の言葉に司(仮名)と栞(仮名)が便乗する。 3人は興奮した声で帰って来た。
どうやら大分上まで続いているらしく、その上に小屋を見つけたと騒いでいた。
案の定肝試しをしようと言い出した。
うん……
やっぱり
そうなるよね?
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