したたかな寄生虫

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煙を吐きながら笑うレイラは、私が見た事もない程自信に満ちていた。 タバコを踏みつけて火を消す仕草までいつもと違って見える。 「リークしても、あんたは全然困らないわけ?」 「困らないよ。絶対ガールズ×ガールズ×ガールズの事を公にできる人間、今の日本にいない、むしろ、やってみたら?」 レイラの小鼻が膨らんだ。 私、今すぐにでもコイツの首締めたい。
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