したたかな寄生虫

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今朝何も食べていないのに胃から何かが逆流してきた。 立っていられなくなった私はレイラから離れて、屋上の隅に行き、しゃがんで込み上げてきた物をコンクリートの地面にぶちまけた。 「ちょっとお。椿、大丈夫?」 息を上げていてもまだ脳裏に浮かぶよ色んな事が。まず、あんた殺されかけたのに。 何なの? そのいつもの間の抜けた調子は。
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