したたかな寄生虫

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いつも、持て余していた夏休みがこんなにも早く終わってくれた。 しかも、手元にある物のお陰でせわしなく残っていた数日も過ごせた。 レイラに私が味合わされた屈辱と等価の屈辱を味合わせてやれるかもしれない。 もしかしたら、それ以上かもしれないけど。 私は今まで自分が一度もした事がない事をしている。 構内にそろそろいるはずのレイラが来ていないか、探している。
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