part3.シリアスって嫌い

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――ルック国―― スタスタ←街を歩いている音ね 勇「……」 テクテク←勇に着いていく音ね アクラス「……」 スタスタ 勇「……」 テクテク アクラス「……」 ピタ 勇「…なあ。」 アクラス「…何でしょう?」 勇「この~~~木何の木?」 アクラス「…言うんですか」 勇「いや、言いたいなら言ってくれたら良いぜ?」 アクラス「…それでは言いません。(絶対に言いたくない)」 勇「ま…テメーが危険な時に言えや。そうすれば何かが降って来る。」 アクラス「はあ…。(降って来る?)」 勇「よし! そんじゃ、肉でも食いに行くぞ!」 アクラス「あ…はい」 ――焼肉のティンパニ―― 店長のジジィ「ほー! そりゃスゲーな。昔も今も変わってねえな!勇」 がつがつ ↑ 肉をサラダに詰めてその後にまた肉を詰めてご飯を食ってる音ね 勇「うぐ!…うっぷ。」 ジジィ「しかし、賢さんが団長に所属か…そりゃ凄い事だな! さすが、元『人魔戦争』を承(う)けてた人だ!」 アクラス「…え、賢さんって…王宮の扉前で会った人ですか?」 カラン←間食した音ね 勇「ふぅー食った食った。 てか、何さっきからペラペラと喋ってんだジジィ。」 ジジィ「るっせなコラ!この二階に住んでいる赤髪ニートがよ!」 勇「ああ!? ちゃんとギルド行ってるし~、ニートじゃねえーし! 金払ってるし~!このハゲ!」 アクラス「あ、あの~」 ジジィ「なに!?ハゲってか?!貴様もいずれはハゲになるからな! てか、今すぐになれ!」 アクラス「ちょっと…」 勇「はあ!? ならジジイなんか更にハゲろ!」 アクラス「その…」 ジジィ「ちね!ちねちねちね」 勇「お前の方こそちねちねちね!」 アクラス「ボクの話しを聞いてください!!!」
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