part4 昔と今。 今と昔。

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『そう言えば、アイツ…家族いねぇって、聞いたぞ?』 [うるさい] 『え?しょうなの?お父さんとお母さん居ねぇの? しらなかったあぁ~』 [うるさいうるさいうるさい。 キミ達には分かるものか] 『かわいそうにいぃ~』 [家族が殺されて……こんな気持ちになるのを] 『ま…いいんじゃね?アイツの家族がどうなろうが俺達に関係ねーし』 [ボク…って] 『そうだね~。 でも、王族が壊滅する所は、ちょっと気になるけどね~』 [なんだろう?] 『ハッハッハww』 [生きてて価値あるの? 死んだ方がマシ何じゃないの? いや、死んだ方がマシだ。 だって、父様や母様にも会えるし…] 『坊ちゃま…ご飯の支度がry!? 坊ちゃま!何しているのですか!?』 [死にたい] 『正気ですか坊ちゃま!?』 [死にたい] 『坊ちゃま…ココの方程式は…ッ!?坊ちゃまイケません坊ちゃま!』 『なんだ!?』 […嫌] 『坊ちゃまが机の上にあったハサミを…自分の首元に…刺そうと』 [もう嫌だ] 『坊 ちゃま…』 [殺して 殺させて] 『さ…坊ちゃま。お休みの時間ですよ。』 『私たちはドアの外にいますので、何なりとお呼び下さい。』 グッ ぐ…ぐぐ! バタバタ 『…?坊ちゃま?』 『失礼します、坊ちゃry!? 坊ちゃま!?何をしているのですか!?』 [なんで?] 『何事だ!?』 [なぜ?] 『坊ちゃまが…縄で自分の首を吊るそうと……自殺しようとしたんです』 [なぜ僕を止めるの?] 『坊ちゃま…』 [分かんない。 ボクが生きてて…意味あるの? ……あぁ、父様や母様達と一緒に死ねたら、どれだけ楽だったんだろう。いつも思うよ]      死にたい
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