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「それにしても、クラス分けどうなってるんだろうな」
「お前が気にするタマか?自分で『友達いねーわーというか音ゲーやらない奴とはなんか疎遠になりやすいわー』とか言う奴がよ」
「言うだけならタダだ」
「さいで」
そんなやり取りののち、学校についた。元々そんなに離れていない為、適当に駄弁って歩いてりゃすぐだ。
校門をくぐると、見慣れた人物がそこにいた。
「よぉ委員長」
「あら翼、私委員長じゃないけど、おはよう」
その人物の名は「琴吹さやか(ことぶき~~)」。委員長っぽい、委員長でもなんでもない女子生徒だ。確か去年は文化委員だったな。
「あいかわらず男二人が肩並べて歩いて。ホモなの?」
「お前訴訟な。……んな事言ったら、女同士はどうなるんだ?」
「何歳かによって変わるけど、基本的にはかどるわね」
「何がだよ!?」
「むっ、隼!あんた5,6歳の女児が肩並べて歩いている姿想像しなさい!」
隼に言っている事だが、俺も少し想像して見る事にした。……小学生の登校姿が思い浮かぶ。
「……想像したが、これがなんなんだよ?」
「天使が二人も私の目の前に歩いてくるのよ!?素晴らしいと思わない!?」
「わかるかバーカ」
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