~午前11時~

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夕「もう信じらんない!!(怒)」 夕紀は怒りながらペンを走らせて学習する 夕「何も起きなかったじゃん! インチキだったんだ!あの占い師!!」 俺は今頃気付いたのかと思ったが、敢えて口にはしなかった それと同時にふと思ってしまった この世界が闇に染まってしまった俺はどうするのだろうと…… でも…………その答えは簡単に分かった 陸(俺は……闇に染まる前に夕紀にもう1度伝えるんだろうな 大好きだって) 陸「なぁ、夕紀」 夕「ん?なに?」 陸「もし、本当に世界が終わるような時が来たら………… お願いだからその時は俺のそばにいてくれないかな?」 突然の俺の質問に驚いた顔をしている夕紀 陸「夕紀のこと……好きだからさ 最後には俺のそばにいてくれな「む、虫ぃ!!!」 俺の言葉を遮りながら俺の後ろの方を指差す夕紀 陸「…………へぇ?」 俺はキョトンとした顔で後ろを振り向くと、壁に一匹の虫……と言うか蚊がいた 陸「…………はぁ」 俺はそう言いながら、窓を開けて何とか蚊を外に出した 夕「あぁ~、気持ち悪かった(汗)」 陸「…………なぁ、夕紀 俺の話聞いてた?」 ふとそんなことを思い聞いてみると…… 夕「あはは……ごめん、何だっけ?」 案の定聞いていなかった 陸「ううん、何でもない(笑)」 陸(この思いが……いつか夕紀も思ってくれればいいな 願いが……叶うといいな)
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