‐壱‐「噂」

12/13
前へ
/299ページ
次へ
??『鬼と妖狐のようですよ?』 大広間に穏やかな声が響いた スーッ… そして静かにふすまが開いた 桜『山南さん!』 入ってきたのは…桜が尊敬する人物の1人である、新選組の総長、山南敬助だった ちなみに、もう1人は局長である近藤勇だ 平『鬼と妖狐って…?』 土『どういうことだ…山南さん』 山『実は…私もその噂、いささか気になっていましてね…調べていたんです………なんでもその妖怪は自らを“莉櫻”と言っているようなのです』 桜『り、おう?』 佐『なんだそれは…名前か?』 山『さぁ…私にもそこまでは…』 平『で?その“妖怪”ってのと鬼って何か関係してるの?』 ・・・・・・・・・・・・・ 全員が“うーん”と唸った 山『まぁそれはゆっくりと調べていきましょう』
/299ページ

最初のコメントを投稿しよう!

99人が本棚に入れています
本棚に追加