少しの勇気

2/5

25人が本棚に入れています
本棚に追加
/337ページ
蝉の声が響く晴天の空の下、私の恋は終わった。 「泣くな、泣くな…!」 あふれ出る涙もかまわずに、私は走り続けた。 行き先なんか無くて、ただひたすらに気のおもむくまま。 好きだった人の特別になりたくて告白した。 そうしたら、振られて今まで通りの関係にも戻れない。 こんな事になるんなら告わなきゃ良かった…。 朝までは普通に接してたのに。なんで、なんで…。
/337ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加