6人が本棚に入れています
本棚に追加
彼女は、人と普通に話したいと願った。
周りの意見に飲み込まれず、自分の意思をはっきり伝えたいと願った。
彼女は、人を助けることを望んだ。
自分の中で苦しさを耐えることの辛さをよく知っているから、人を苦しみから助ける行動をとった。
彼女は、孤独を選んだ。
裏切られるくらいならば、独りがいいと自ら孤独を選び、独りで別の道を歩んでいた。
彼女は、自分の人としての価値を見てもらいたがった。
権力や地位、そんなくだらない価値より、人としての価値を見てもらいたがった。
彼は、いつも冷えていた。
二色しかない世界をあの子が明るく照らしているけど、あの子がいなくなったらどうなるのやら。
彼は、いろんな人と仲がよかった。
だけど人の汚れた裏を嫌う彼は、いつも人と浅く広く付き合って、自分を守ってた。
最初のコメントを投稿しよう!