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「さて、と」
そう呟いた長瀬は、不自然なまでに綺麗な笑顔を浮かべていて。
「よっ、」と言ったかと思うと、私を抱き上げた。
「わぁっ!」
突然の浮遊感に、恐怖心が勝って思わず長瀬にしがみつく。
そんな私に長瀬は妖艶に微笑んだ。
「おしおき、だな」
「はっ!?」
聞き捨てならない言葉を落とした長瀬の目が、鋭く光る。
「せいぜい、後悔してろ」
「っ……!」
言うが早いか、ベッドに下ろされた私を、長瀬は蹂躙にかかった。
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