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『……お前のカラダは、俺の、だ』
胸の奥、体の芯が、ぎゅっと掴まれたみたい。
……もし、万が一、いや億が一にでも、私が長瀬に対して少しでも恋愛感情を持っていたとしたら……
これはもう、堕ちるには十分な、殺し文句だ。
長瀬の力が、ぎゅっと強くなる。
まるで自分のカタチを、私のカラダに、しっかりと刻み付けるみたいに。
反射的に跳ねる私の肌に、そっと口付けて。
また、甘い笑みを零した。
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