1年戦争

2/10
前へ
/122ページ
次へ
翔 「残りは1組、3組、4組か」 楽勝だろ 俺1人で充分だ 翔 「森木」 千尋 「何?」 腹減ったな こいつに買ってこさせるか 翔 「飯と飲み物と煙草買って来い」 千尋 「お金は?」 翔 「てめぇのからに決まってんだろ」 千尋 「俺無いよ」 バキッ!! 使えねぇ奴だな このカスが 千尋 「痛っ!」 翔 「ねぇだと?てめぇ死にてぇのか?」 千尋 「勘弁してよ」 ゴンッ!! 翔 「黙れ」 ちっ! 翔 「だったらよ、その辺の奴らからかつあげして来い」 千尋 「それは…」 ほんと使えない奴だなこいつ 翔 「出来ねぇのか?やるか死ぬかどっちが良い?」 千尋 「いやぁ…」 翔 「着いてこい」 あいつらにするか 金持ってんだろ 翔 「おい」 『は、はい』 やっぱりビビってんな 翔 「てめぇら金持ってんだろ?」 『お、お金ですか?』 『持って…ないです』 翔 「嘘ついてないか?」 『いや、それは』 翔 「おい、持ち物検査しろ」 千尋 「うん」 1、2、3、4 財布が4つか 千尋 「あったよ」 翔 「あんじゃねぇか。中見るぞ」 ほう、合計で10000円 なかなかの収穫だな 翔 「悪いな。嘘言ったからもらってくぞ」
/122ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加