【第11話】紳士とお酒と攻撃と
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「っ!?」 ぽすん。 神谷さんの頭が崩れ落ちた先は、私の太ももの上。 所謂、”膝枕”状態になってしまった。 支える間もなく崩れてしまったから、仕方ないとはいえ。 これはこれで、気恥ずかしい。 「……心臓に、悪いなぁ、もう……」 小さく独り言を呟く。 そんな私の心の内なんて、まったく関係ないかのように。 神谷さんの寝顔には、柔らかい笑みが浮かんでいた。 .
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