Cherry 17

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突然のキス… あたたかくて… 優しくて… どうして、こんなキスするの。 あたし… 泣いちゃうよ。 海翔なんか、海翔なんか… 大っ嫌いなんだから。 「俺、美優と堂々と付き合いたい」 本気でそう思ってる? 「だからスーツ着て、髪も黒に戻した。俺だって本気出したら、挨拶くらい出来るんだぜ」 まるで空翔みたいだったよ。あたし、わかんなかったもん。 「パパが…許さないよ」 「おじさんなんか、怖かねーよ」 嘘ばっか。 逃げ出したくせに。 「反対されても、美優と付き合うからな」 再び海翔の唇が重なった。 初めて知った。 気持ちが通じると、キスって甘いんだ…。 あたしは海翔の広い背中に、手を回した。
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