0人が本棚に入れています
本棚に追加
真「………ん…。」
私は、目を覚ました。だがそこは、私の知っている『自分の部屋』ではなく、『高級ホテルの寝室』で自分の部屋とはかけ離れていた。
(何処なんだろうここは………それに、私はさっきの部屋着のまま……なぜ?)
私はその事に疑問を感じたので、周りを見た。
その時、誰かが私の寝ているベッドの横で、座りながら寝ている事に気づいて、私は驚いて思わず
『うわっ!!』
と声を出してしまった。
するとその声で起きてしまったのか、顔をゆっくりこちらに向けた。
?「目が覚めたんだね!良かった?。大丈夫?怪我とかはしてない?」
とその人は、安堵のため息をついてから、手を握り、明るく笑顔で話しかけてきた。
真「あ、あの、どなたですか?」
私は失礼だと思ったが、そう聞いてみた。すると、その人は、握っていた手をパッとはなして、
「あぁ、ごめんごめん。俺の名前はアリス。ここ、『おとぎの国』の中の『アリスエリア』の王子だからよろしく!!」
そう笑顔で自己紹介をされた。
最初のコメントを投稿しよう!