第7話

3/10
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
「止める」 そう言って、車の速度をゆっくり落とす。 最後は、道路の真ん中に斜めに停車する。 後部ドアが開く。 ハザードの点滅が、夜間にまぶしい。 人影が、二つ車外に出ていく。 ドライバーは、車内待機。 そこから、建造物が、垣間見れる。 禍々しい雰囲気を醸し出していた。 伏魔殿というやつか、と思う麗華であった。
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!