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美桜といるときより3倍位神経を使ったような気がする。
そんなんで、お昼。
学校が終わる頃にはいろんな意味でクタクタになっていた。
美桜は相変わらず笑顔で私を迎えに来てくれて、手を繋いで見た教室は見慣れない風景だった。
美桜は中江ブラザースの彬君のほうと一緒に来ていた。
一緒に帰るようだ。
「あ、中江君。」
「「なに?」」
見事にハモった二人にクスリと笑う。
「えっと、まぁ、両方でいいや。今日うちにおいでよ。お母さんがお礼をしたいって言ってたから。」
二人は「「え?」」と顔を見合わせると目で話し合ってる。
双子って不思議とこれで伝わるんだよね。
私達の場合はもっとシンクロしてるけどね。
二人は頷き会って、こっちを見る。
「「お邪魔するよ。折角だし。」」
同じ顔でニヤリとそう答えた。
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