マカロン大好きな女の子がどうにかこうにか千年生き続けるお話。

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家に着いたマカロンちゃんはおじさんから貰ったマカロンを食べていました そんな中おじさんは行くあてはあるのかい?と訊くと マカロンちゃんは千年後と答えました それはおじさんは苦笑いをしながら千年後をうちで待つのはどうだい?と提案したら、マカロンちゃんはそれを承諾し、2人で暮らしました マカロンちゃんはマカロンさえあればいいのか… そしてマカロンちゃんとおじさんは8年のあいだ暮らしました その頃、おじさんは病気にかかって亡くなりました 世界中に流行している原因不明の奇病らしい その病気はあっという間に広がって町を飲み込んでいった 1人、また1人死んでいき、とうとう町にはマカロンちゃんだけになった 町にはもう誰もいない。静かな空気が、吹き付ける寒い風が、町を飲み込んだ死を際立たせた それでもマカロンちゃんは生き延びてしまった
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