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誰にも言えないけど
確かに恋だったな
あなたは気付いてないでしょう？
どんな想いであたしがあなたの
隣で笑っていたのかも
もしかしたらと一度でも
浮かれたあたし
惨めでバカみたい
二人っきりでお祝いする
誕生日ももう叶わないんだ…
さようならあなた想って聴いた
春をうたう恋の歌
今だけはどうしても聴けないよ
この恋がいつか消えるまで
ずっと好きだった
でも言えなかった
あたしが今無気力な理由
考えてなかった訳じゃない
いつかはこんな日が来てしまう事を
あたしの抱えてる“好き”は
あなたの言う“好き”とは違うから
同じ時間を過ごしながら
すれ違いを重ねてきたのかな
さようならあなたの隣で見た
色褪せぬ沢山の景色
今だけは
どうしても会えないよ
強がりが消えてしまうから
これから先誰にも言わないけど
やっぱり恋だったな
今更悔やんでも遅いけど…
やっぱりあなたの１番になれない
もう解ってしまったから
一瞬でもあなたの中
あたしで埋め尽くしてみたかった
あたしのように苦し過ぎて
眠れぬ夜を解って欲しかった
もう二度と夢見る事のない
あなたと歌う恋の歌
全て終わった今でも
あなた想って涙するのでしょう
さようならあなた想って聴いた
春をうたう恋の歌
今だけはどうしても聴けないよ
この恋がいつか消えるまで
～ｆｉｎ～
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