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―――ドサッ
平「痛って!」
永「もうちょっと優しく扱ってくれよ~」
六人の隊士が雪乃の家に落ちてきた。
慈「少しくらい我慢しろ。それより・・・」
夕「雪乃ー!」
白銀の狼と漆黒の狼はキョロキョロと自分の主の姿を探した。
すると家の奥から一人の少女が、飛び出してきた。
雪「・・・慈雨っ、夕昏っ!」
少女の姿を見た隊士達は、驚きで目を見開いた。
沖「・・・そんな、まさか・・・」
斎「・・・雪麗・・・?」
平「・・・雪麗っ!」
小柄な隊士が少女にがばりと抱きついた。
雪「ぃやっ、」
慈「ま、待てお前!」
狼の言葉を聞かず、他の隊士達も少女の周りを囲み笑みを浮かべた。
――――パシンッ
突如乾いた音が響く。
そして、隊士達は少女が発した言葉に驚愕した。
雪「っ、触らないでっ!あたしはあなた達なんか知らないっ!」
*
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