688人が本棚に入れています
本棚に追加
だいぶ奥に進んでストップ
前を向いていた二人が同時に振り向いた
最初に口を開いたのは戒
戒「白ゥ…ごめんなァ?」
白「ん?大丈夫……じゃなかった!!」
俺、泳がないといけないじゃん!!
泳げないけど!!
愛「…それは、大丈夫。さっき大神のコピーを作って置いてきたから」
白「コピー?」
そう言えば頭に魔符を置かれたけど…
白「魔符でそんなことできるの!?」
愛「うん……コピーが代わりをしてくれるから、向こうは大丈夫」
へぇーっと思わず口から出た
それにしても……
白「魔符は自然系の魔法以外の物が使えるんだね」
愛「………うん」
ここら辺で、綺堂と戒がなんか…可笑しいことに気付いた
なんていうんだろ……えっと
白「…怯えてる?」
愛「!!」
戒「はハッ……俺は別にそこまででも無いんだけどなァ?愛がなァ……」
白「?」
綺堂が目線を下に向ける
愛「…………魔符と、あの話をするのは……怖いんだよ。戒」
戒「でも愛がしないとダメだろォ?それに愛が昨日、自分から言うって言ったじゃないかァ……ほら、頑張りなァ」
左手で戒の隣にいる綺堂の肩を叩いた
最初のコメントを投稿しよう!