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戒「いやいやいやいやァ…愛、俺もう一回行ってくる予定なんだけどォ?」
愛「!!…////」
ジャパッ!!
ギュッ!!
白「おわッ!?」
戒「あはァ…見てたいけど、差がついちゃうし行ってくるねェ?愛ィ?待ってなよォ?」
健「いってらっしゃい!!説明はあとでちゃんとしてあげるから」
蓮「差を取り戻せよ」
戒はクスリと笑うと、数十メートルは先に行った1-Aを追いかけていった
…で、
白「き…綺堂?」
真っ赤になって数センチ高い綺堂が俺の体を抱きしめてくる
そりゃあもう凄い強さで
白「く…苦しいんだけどっ!!」
愛「…………」
ぎゅぅぅぅううううううッッ!!
あれ、なんかデジャヴ?
皆抱きしめるのが好きなの?
紅「おーい?」
紅羅が精霊サイズだから、小さい姿で綺堂の髪をグイグイと引っ張る
すると、少し力が緩んで
愛「……あ!!」
白「うわっ!?」
綺堂がそう言ったや否や、バッっと離れた
白「えっと、綺堂、大丈夫だから!!」
紅「間違いはだれでもあるからねー」
愛「~~~~~~ッッ//////」
真っ赤になって俯向く綺堂
そういえば、俺も忘れてた。戒に紅羅の代わりに泳いでもらうんだった
綺堂には、ほんとに申し訳ないww
しばらく――といっても十秒を満たすか分からないけど――、その状態が続くと戒がターンを終えて、1-Aとまた並んで戻ってきた
愛「……………行ってきますッ」
こっちに戒がもう少しでタッチするところで、早口にそう言うとすぐに飛び込んでいった
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