38人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
時は3年に上がる前の春休み……
章「遥っち~~!
見て見てー!夕日きれいでしょー(笑)」
遥「わぁー、ホントだぁー(笑)
すっごいきれー(笑)」
遥っちはいつも俺っちの言葉を受け流す
でも今回だけは違ったみたい
遥「でも夕日って……章司君に合ってない(笑)」
章「なにぬ!!?」
遥っちはクスッと笑いながら言う
いつも遥っちは俺を褒めては貶す
でもそれが本心だから、嘘偽りなく本当のことを言ってくれるから
どんな言葉でも嬉しい
遥「この場所は本当に自分で見つけたの~?」
章「俺っちがこんな場所知ってる訳ないでしょうよ!
陸りんに教えてもらったなり~(笑)」
そうやって遥っちに向けてピースをすると、遥っちは『やっぱりー!』っと言って笑う
この天使のような微笑みに何回胸を踊らされただろう
こんな愛して止まない遥っち……
大好きな遥っちへ
笑わないで聞いてほしい言葉がある……
章「ねぇ、遥っち」
遥「ん?なに?」
章「……愛してるよ(笑)」
最初のコメントを投稿しよう!