~愛唄~

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時は3年に上がる前の春休み…… 章「遥っち~~! 見て見てー!夕日きれいでしょー(笑)」 遥「わぁー、ホントだぁー(笑) すっごいきれー(笑)」 遥っちはいつも俺っちの言葉を受け流す でも今回だけは違ったみたい 遥「でも夕日って……章司君に合ってない(笑)」 章「なにぬ!!?」 遥っちはクスッと笑いながら言う いつも遥っちは俺を褒めては貶す でもそれが本心だから、嘘偽りなく本当のことを言ってくれるから どんな言葉でも嬉しい 遥「この場所は本当に自分で見つけたの~?」 章「俺っちがこんな場所知ってる訳ないでしょうよ! 陸りんに教えてもらったなり~(笑)」 そうやって遥っちに向けてピースをすると、遥っちは『やっぱりー!』っと言って笑う この天使のような微笑みに何回胸を踊らされただろう こんな愛して止まない遥っち…… 大好きな遥っちへ 笑わないで聞いてほしい言葉がある…… 章「ねぇ、遥っち」 遥「ん?なに?」 章「……愛してるよ(笑)」
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