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「凛、御前…まさかグルか?悠となに企んでやがる、ああん?」
「誤解だよっ!で、でもっ…」
これ以上は模索しないで。だと?
余計に気になるんだけど、二人して何を隠してんだよ。
不満には思ったけど、凛を見るとあわあわ、と落ち着きなく動き回り
そのでかい瞳には涙まで浮かんできたものだから、追求する気にはならなかった。
はあ、
「とりあえず、悠とはしばらく会ってやらねえからな!」
「あはは、寂しいな。」
「うるさい、ふざけたことする奴が悪いんだろう。」
「えー、俺、何もふざけてなんかないんだけどぉ、秤のことチョ―すきだし。」
「ふざけ」
よーし、
とりあえず、俺は誰とお話をしているのかな。
「やっほー、秤君。はーと」
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…。
イケメンでもな、顔の横でハートとか作ってたら流石にひけたわ。
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