第1章 出会い

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カラオケでは人数の関係で2部屋に分かれる事となった。 彼と同じ部屋に!!と思ってたけど、そんなに一緒になれる事はなく 別の部屋となった。 部屋を行ったり来たりする人が居たり、カラオケの点数対決をしたり等していると夜中の1時過ぎになり、解散する事となった。 だが、会計時に一人行方不明になってる人が居るって大騒ぎになり 大捜索が始まったが、夜遅いので、皆私は早く帰った方がいいとの事で誰かに車で送って貰おうと思ってたが、強引に拉致られバイクで友人に帰りもバイクの後ろに乗っけてもらって帰宅した。 帰宅後に、速攻で彼にメールを打った。 『今日はお疲れ様でした。  すごい楽しかったですね。  行方不明の方は見つかりましたか?』 送信してから10分後くらいに返信が来て 「お疲れ様だったね。  俺もすごい楽しかったよ。  行方不明の人は部屋で寝てたのを見つけたよww  じゃ、おやすみ」 『見つかって良かったです。  それじゃおやすみなさい』 そう簡単に返信してから、私は浅い眠りについた。   その日から私は彼とちょくちょくメールで連絡をするようになった。 もちろん、彼や私の仕事の邪魔になったりしないような時間帯に 少しだけ『おはよう』とか『おやすみ』とかのたわいの無い話をしたり、互いの趣味とかも話したりしたら、思ってたより共通の趣味もあったりした。 ふと気がつけば、彼からのメールを待つのが楽しみになってる自分が居た。 それは彼も同じだったようだ。
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