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龍二と竜也くんが、トレーにバーガーとドリンクを持って近づいてくる。
竜也くんがサヤカの横に座ると、ちょっと笑ってみせた。
「おまえら、何話してたの?」
「うぅーん、いいこと。」
「別に、聞かねえけどさ。」
竜也くんが、ペアリングをいじりながら吐き捨てる。
私は、龍二の言葉を待っていると、龍二は少し笑って。
「ボクは、聞きたい気もするけどね?」
龍二が、心の奥まで見据えるような目で、私を見る。
私が裏風紀委員の怖さを知るのは…
まだ ずっと先のこととなる。
大好きな人に、話せないことが出来たときから、好きな人との間に距離ができる。
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