2人が本棚に入れています
本棚に追加
そう、私が龍二と付き合い始めたのは一年の終わり頃。
「こんなボクと付き合いませんか?」
ある男子生徒から、たどたどしく告白を受ける!!
東大を目指すようなクラスの優等生。
正角 龍二 (まさかどりゅうじ)
通称「ガリ勉くん」
それが母性本能をくすぐるのか、ガリ勉くんは、クラスの女子のなかでは、異様に人気が高かった!
イケメンでもあるのだから!?
私は、もっと頼りがいがあって、強い男の子で…
自分にはない『華』を持っている人が好きだったはずなのに…
「こんなボクと付き合いませんか?」
こんな?どんな!
その少しズレた告白に私はオチテしまった。
どうして私なんだろう?
龍二から告白されたとき。
私は不思議でたまらなかった。
間近で見ると、カッコよく、バランスの取れた筋肉美。
**☆★**
最初のコメントを投稿しよう!