第1話

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そう、私が龍二と付き合い始めたのは一年の終わり頃。 「こんなボクと付き合いませんか?」 ある男子生徒から、たどたどしく告白を受ける!! 東大を目指すようなクラスの優等生。 正角 龍二 (まさかどりゅうじ) 通称「ガリ勉くん」 それが母性本能をくすぐるのか、ガリ勉くんは、クラスの女子のなかでは、異様に人気が高かった! イケメンでもあるのだから!? 私は、もっと頼りがいがあって、強い男の子で… 自分にはない『華』を持っている人が好きだったはずなのに… 「こんなボクと付き合いませんか?」 こんな?どんな! その少しズレた告白に私はオチテしまった。 どうして私なんだろう? 龍二から告白されたとき。 私は不思議でたまらなかった。 間近で見ると、カッコよく、バランスの取れた筋肉美。 **☆★**
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