目覚め

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「とりあえず、後衛をたたくか。」 ヒュンッ 「消えたっ!?」 「いや、超高速で移動してるだけや。」 「相変わらず真兄はでたらめなスピードだね。」 2人には見えているのか 「私には消えたようにしか見えませんでしたわ・・・。」 これがヤ○チャ視点ってやつか 「おい、どうした!?」 いつの間にか後衛の奴らが倒れていた 「「「うぉぉぉ!」」」 前衛の肉体強化部隊は今度は大振りではなく連打で攻めるが、すべて難なく避けられている バチッバチッバチッ 「「「うわぁぁぁ!」」」 出雲先生がデコピンを当てる それだけで前衛の奴らは吹き飛んだ なんて威力のデコピンなんだ 「くそっ!なめやがって!」 残るは雨宮一人になってしまった 腰から霊器を出す 霊器とは霊気を流すことで武器になる道具だ ただ霊術を放つより威力を発揮できる 柄に霊気を送る雨宮 そして柄から霊気の刃が現れる 「つかおい!霊器の無断使用は禁止されているだろ!」 「かまわん!あれくらい真司なら余裕じゃ。」 肉体強化で高速で走り出す雨宮 「うぉぉぉぉ!」 そして勢いよく振り下ろす ブゥンッ 出雲先生が人差し指で迎え撃つ 「無茶だ!」 バキンッ 俺の予想とは裏腹に霊気の刃は粉々に砕け散る 「そ、そんな・・・。」 「ふぅ、これで気が済んだか?」 どうやら決着のようだ 「すごかったなヒデ。ってヒデ?」 ヒデがいない 「っ!」 ヒュッ バシッ ゴォォォォォ 「ほう。」 「あちゃー!一発もろたと思ったんやけどなぁ~。」 「いや、気配を消したいい攻撃だ。まさか右手使わされるとは思わなかったよ。」 ヒデの奴いつのまに・・・ つかすげぇ・・・ 先生がヒデの攻撃を防いだ瞬間なんか衝撃が来た
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