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「何か落ちる音しなかったか?」
「おい、ちょっとこのあたり見に行って来い。」
「はい。」
リーダー格の男が下っ端に指示をし、見回りを始める
俺は音を立てないように足に霊気を集中させ、地面に着地した
そして携帯を回収して茂みに隠れた
「・・・・やっぱ誰もいねぇか。」
下っ端はある程度見回りを終えると中に戻っていった
携帯を確認したが画面は消えてしまっていた
「くそっ!」
しょうがない一度戻って・・・
「おい、ビデオ取ったらお前ら殺すなり好きにしていいぞ。」
「え?いいんですか?」
「あぁ、ビデオをループさせて生きてると思わせるだけでいいからな。」
「へへっ、じゃあ遠慮なく♪」
「むぐっ!?んん~~~!」
このままだとまずい!
「やるしかない・・・。」
敵は3人
不意打ちなら2人までやれる
俺は天窓に大きめの石を当て音を立てた
ゴンッ
「なんだぁ!?」
犯人たちが一斉に上に向く
今のうちに全霊気を拳に集中して下っ端の一人の後頭部を殴りつける
「がはっ!」
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