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ティアサイド―――
雫「お前様よ。出て来ぬのか?」
依頼から一緒に帰ってきた雫はそのまま学院でティアと同じ部屋に住むこととなった。今は休み時間、教室で雫は椅子に座るティアの影に話し掛けていた
秋「押し掛け女房みたいな迷惑行為を止めればあーくんも素直に出てきてくれるのにね・・・てか森に帰れ女狐」
雫「ふんっ!毎時間彰に付きまとい迷惑を掛けていれのはそちのほうじゃろ?ほれお子様は自分の教室と言う場所に戻ったらどうだ、ん?」
秋「年寄りの戯れ言などに耳を傾けるわけないじゃない」
雫「年寄りでもまだピチピチじゃわい!それとも悲願でおるのか?我の胸に」
秋「くっ・・・」
雫「まぁよいまぁよい。そんな胸でも好いてくれる男はおるぞ小娘」ニヤリ
秋「婚期逃して無理矢理あーくんに近寄る牝はあーくんの隣に必要ないんだよ。森に帰れ女狐」
雫「少し痛い目に会わんと分からぬようじゃな」
秋「望む所よ」
雫と秋穂の周りを風が巻き起こる
テ「アキラなら姉さんの所だから元からいないよ」
雫、秋「「なんじゃと(なんで)?!」」
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