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彰サイド――――
エミリア達が船に乗り込んだ同時刻。校長室
ソ「明後日か明明後日辺りに君の旧友が此方に来るよ」
彰「いきなり呼びつけてなんだ唐突に・・・頭イカれたか?」
ソ「クククッ、わかっていても心にグサッとくるね」
彰「例の千里眼か」
ソ「まぁな・・・旧友とは君が数ヵ月前に会いに行った子達の事だよ」
彰「そうか・・・」
ソ「あまり驚かないんだな」
彰「いや【第三の目(サードアイ)】でお前の心を前以て覗いておいたから」
ソ「プライバシーの侵害だよ」
彰「俺を前にプライバシーなど無意味だ」
ソ「女性の敵だな」
彰「褒め言葉だ」
ソ「まぁそう言う事だ。楽しみにしていろ。彼女らは留学生として少しの間この学院で過ごすから何かあれば頼んだぞ」
彰「わかってるよ。俺は行くぜ」
ソ「何処にだ?」
彰「・・・・・あの世とこの世の狭間にな」
ソ「?まぁ気を付けろよ。お前は妹の使い魔なんだからな。妹をティアを泣かせるなよ」
彰「わかってるよそんなの・・・」シュン
ソ「それにしても不思議だな。千里眼でも奴の未来は砂嵐で見えない箇所があるなんてな」
ソフィアは一人彰が消えた場所を眺めながら校長としての作業に戻った。この時ソフィアは彰VS死神達の攻防戦が繰り広げられていることなど知るよしもなかった
彰「アバダケダブラ!」
死神「「「ギャァァァァァァァァァテ」」」
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