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此処はある学院の学生寮の一室
「ふぁ～･････起きなきゃ」
可愛らしい欠伸をし数秒ぼぉ～とした後何か気付いたのかベッドから降り洗面所へ向かう
ｼﾞｬｰ
「さて今日は使い魔召喚だ･････私でも良いのが出れば良いんだけどなぁ･･･」
鏡の前に立つ少女は他の生徒とは少し違った
「いや魔力が平均より少し下でも使い魔は召喚出来るから怖がるな私･････でも絶対アイツラ妨害してくるんだろうなぁ」
そう彼女は高等部一年生でありながら魔力が高等部の平均よりも少しだけ低いのだ。その魔力値は中等部三年と大差無い
「まぁくよくよしてても仕方ないし学院に行くしかないか･･･っと名札､名札」
危うく忘れる所であった名札を居間に取りに行き､制服に着替える
彼女の名はティア･ライロー･ウィン今月から高等部一年生になった生徒である
テ「さて今日も元気にいってみよう！」
朝食を済ませ鞄を持ち元気に部屋を出て行ったティア。彼女はまだ知らないこれから起こる奇跡と変わる日常に･･･
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