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闘技場―――――
時間は過ぎ午後の授業が始まる時間に近付くにつれ観客席が生徒で埋まっていく
彰「揃いも揃って野次馬だらけだな」
テ「実質勉強よりこういうのを見る方が楽しいんでしょ」
彰「そうかもな」
ティアと彰はそんな会話をしながら反対側で円陣を組んでいる五人を眺めていた
カツゾォォォ!
オォォォォォ!
アハハッ
彰「ちょっとディアッガに同情するわ」
テ「自分勝手な使い魔を持つとあぁなるもんよ」
円陣を終えワルキューレ五人は前に出る
彰「向こうは終わったみたいだし俺も行くぜ」
テ「頑張ってね」
彰「あいよ」
彰は後ろを向かずにティアに手を振り歩きだす
テ「頑張ってねアキラ・・・・・・・・ん?」
イカガッスカ?
彰には聞こえないがそう呟いていると聞き覚えのある声が後ろの観客席から聞こえたので振り返ると
死神「えぇポップコーンにホットドック、飲み物はいかがっすか?」
テ「・・・・・・・・・」
右目に青アザを作り背中に鎌を担ぎながら飲食物を売っている死神がした
※死神と言っても骸骨ではなく人と同じくちゃんと皮膚はあります
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