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闘技場から寮へと帰る二つの影
彰「今日は何食うんだ?」
テ「余り物よ。てか今日はって事はいつも見てるの?」
彰「境界線の間に居るから色々見れるぜ?居座るのに飽きたけど」
テ「プライバシーとデリカシーの欠片もないのね」
彰「その気になれば国一つ気分で破壊するぜ?」
テ「それだけは止めなさい」
彰「へ~い」
二人は他愛ない会話をしながら歩いていると
「あーくん♪」
テ「あーくん?」
彰「・・・・・・・」
突然あだ名のような名前にティアはハテナを浮かべながら振り返る。対して彰は振り返ろうとはせず
彰「(嘘だ・・・嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない!アイツが此処に、この場に、この世界に、この時間平面上の空間に!)」
冷や汗をかき、肩を震わせ、目の焦点が合わず泳ぐほど動揺をしていた
「あはっ♪」ニコッ
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