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「ミスズ!!!!」
「おせーよ!」
「ごめん!!エサキ」
タクミ、走ってきてくれたんだ…
「ごめんな!!俺が…あんなこと言ったのに、結局…」
「……いいよ…」
「でも…っ」
「タクミ!今はそれは置いといて、はやく、病院に、連れて行かないと」
「そ、そうだな…」
「堀田の、家行こうと思ったけど、やっぱり、病院いっといた、方がいいよな」
「そうだな…」
リズミカルに、揺れる背中…
それに、揺られるたび、頭がクラクラする
だんだん
意識がぼーっとしてきた
と思ったら
目の前が真っ暗になった
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