12人が本棚に入れています
本棚に追加
「それではレッツラゴー」
玄関のドアを開けて意気揚々と足を踏み出した俺は、ラブリーエンジェルマシュマロに勢いよくリードを引っ張られてつんのめる。
「ふぎゃっ」
間抜けな声を出してorz状態で打ち付けた膝に思わず涙が出ちゃう男の子だもの。
いやいやこれは青春のしょっぱい汗さ…
日本男児たるもの簡単に涙など見せないのだ…
「わぉんっ」
俺が誰にともなく言い訳をブツブツつぶやいた時、珍しく大声で鳴いたマイエンジェルの方を見た俺は目を疑った。
最初のコメントを投稿しよう!