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すのは。
『確か、女の方は四肢をもいで殺して、子どもは勇者に食わせたんだったかな。勇者はえっと……そうだ、自殺したんだ』
自殺した後に私の魔力によって蘇らせたとき、殺してと何度も懇願してきたのは大変愉快だった。
あのときの女の悲鳴と、子どもの何も知らずにそのまま死んでいった無垢な笑みは忘れられない。
『あの時は楽しかったな……。もう一度再現したいんだけど、勇者が来てくれないし』
あまり人間を減らしすぎるのも考えものだな。遊び道具がなくなってしまうのはつまらない。
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