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「ま、まぁまぁ。朝の小粋な冗談じゃないですか。ここは俺の爽やかプリティフェイスで許してくださいよ」
「四六時中仮面を着けている貴方の何処を見て許せというの?」
あ、そうだった。屋敷の中では常に顔を全て隠す仮面を着けてたんだった。
いやぁ、まいった。つい、学園にいる時の気分で言っちゃったぜ。
ハハハ、はぁ......。
「それで? 覚悟は決まった?」
指をペキポキと鳴らしながら少しずつ近寄ってくるお嬢様。その身体からは不気味なオーラが出ている。
これは、あれだ。四分の三殺しが確定されたな。
だがしかし、このアインただではやられぬ!最後に一発ぶちかましてやる!
「............お嬢様」
「何?」
「さすがにその年になって兎柄のパジャマはないんじゃないのグギェーッ!?」
み、鳩尾に足刀だ......と............?
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