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触れるだけのやわらかい唇が離れ､また触れてくる 角度を変えながら やわらかい唇が何度も重なってくる
彼の熱い舌がﾎﾞｸの下唇の形をゆっくりと辿って来て､彼がﾎﾞｸの顎の下を指で軽く撫でるくすぐったさに
ﾎﾞｸの開いてしまった歯列から 彼の濡れた熱い舌が滑り込んでくる……
彼の舌がﾎﾞｸの口腔をさぐる､上顎をくすぐられ､舌の付け根をつつかれて､ｸﾁｭっという淫らな水音を立て舌で舌をすくい上げる､愛撫するように舌を絡められて……
｢……ん……あ……っ…｣
ﾎﾞｸの手が彼のシャツをｷｭｯと握り締めてしまう
舌先をﾁｭｯときつく吸われ 快感がﾎﾞｸの背中を駆け上がる
キスをされ 舌を愛撫されるたびに ﾎﾞｸの身体(ｶﾗﾀﾞ)は どんどん熱を持ってしまう
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